2008年 09月 14日
CANOPUSマホガニーセット |
今年の8月から使用のCANOPUSのカスタムキット
マホガニーシリーズです。
10タム
12タム
16フロアタム
20バスドラム
ビートの要、そしてアンサンブルの要へ
音楽の歴史や変化が時代とともに移り変わるのと同様に、楽器の歴史もその社会背景に大きく左右されています。又、計算されつくしたスペックからではなく偶然に近い形でよりよい"楽器"が生み出された例も少なくありません。
60年代のロックシーンでもてはやされたドラムサウンドもそんな時代背景と偶然によって生み出されたものかもしれません。当時の小編成のバンド、例えばギター・ベース・ドラムといった編成ではやや、サウンドの"厚み"が充分でないという印象があります。それはアンプやPAでいかに大音量になろうとも、バンドサウンドそのものは決して"厚み"を増したとは言えないという事です。
ところが実際に当時のレコードなどを聞いてみると意外なほど豊かで厚みのあるサウンドであったことに驚かされることがあります。
その一因として当時のドラムサウンドが挙げられます。
小編成且つ大音量のサウンドの中で明確にビートを刻むのと同時にバンド全体を包み込み、アンサンブルの要としての役割を果たしています。各パートの隙間を程よく埋め、まるでもうひとつのパートが存在するかのような広がりが感じられます。
この当時のドラムシェルの多くにはマホガニー材が用いられていました。豊かなドラムサウンドの秘訣はこのマホガニー材にあったようです。安価であったことや加工がしやすく、カバリング材の接着にも適していた事がマホガニー材が多用されていた原因と推察されます。
時代とともにドラムに求められるサウンドも多様化し、それに伴いシェルの材質も変化してきました。
CANOPUSのマホガニーシリーズはそんな60年代のロックサウンドを意識する形で開発が進められたシリーズです。マホガニーシリーズを具体的に製作するに当たり、シェルはマホガニーとポプラ材の混合シェルを採用するに至りました。
完成したマホガニーシリーズのサウンドは60年代ビンテージライクなサウンドを継承しつつ、現代の音楽シーンのニーズにも充分対応可能なシリーズとなりました
マホガニーシリーズです。
10タム
12タム
16フロアタム
20バスドラム
ビートの要、そしてアンサンブルの要へ
音楽の歴史や変化が時代とともに移り変わるのと同様に、楽器の歴史もその社会背景に大きく左右されています。又、計算されつくしたスペックからではなく偶然に近い形でよりよい"楽器"が生み出された例も少なくありません。
60年代のロックシーンでもてはやされたドラムサウンドもそんな時代背景と偶然によって生み出されたものかもしれません。当時の小編成のバンド、例えばギター・ベース・ドラムといった編成ではやや、サウンドの"厚み"が充分でないという印象があります。それはアンプやPAでいかに大音量になろうとも、バンドサウンドそのものは決して"厚み"を増したとは言えないという事です。
ところが実際に当時のレコードなどを聞いてみると意外なほど豊かで厚みのあるサウンドであったことに驚かされることがあります。
その一因として当時のドラムサウンドが挙げられます。
小編成且つ大音量のサウンドの中で明確にビートを刻むのと同時にバンド全体を包み込み、アンサンブルの要としての役割を果たしています。各パートの隙間を程よく埋め、まるでもうひとつのパートが存在するかのような広がりが感じられます。
この当時のドラムシェルの多くにはマホガニー材が用いられていました。豊かなドラムサウンドの秘訣はこのマホガニー材にあったようです。安価であったことや加工がしやすく、カバリング材の接着にも適していた事がマホガニー材が多用されていた原因と推察されます。
時代とともにドラムに求められるサウンドも多様化し、それに伴いシェルの材質も変化してきました。
CANOPUSのマホガニーシリーズはそんな60年代のロックサウンドを意識する形で開発が進められたシリーズです。マホガニーシリーズを具体的に製作するに当たり、シェルはマホガニーとポプラ材の混合シェルを採用するに至りました。
完成したマホガニーシリーズのサウンドは60年代ビンテージライクなサウンドを継承しつつ、現代の音楽シーンのニーズにも充分対応可能なシリーズとなりました
by gotoo-drs
| 2008-09-14 16:47
| わが楽器たち